娘の初めての担任でした。

三十代女性、三歳の娘がおります。今は下の子が生まれたので、育児休暇中です。

 

想い出といって、一番に浮かぶのは昨年まで娘をみてくださっていた保育園の担任の先生です。すこし年配のベテラン先生ですが、とても穏やかな方で、娘もとてもなついておりました。

 

昨年は私が仕事に復帰して、娘も初めての保育園に通うことになり、お互いに緊張していました。初めてお願いするときは、やはり涙いっぱいになり、先生にだっこしてもらってバイバイをしていました。

 

やはり復帰したての頃は、小さな娘を預けて働くことに罪悪感があり、別れ際がとても辛かったのですが、そんなときに先生から「大丈夫ですよ。ママ、いってらっしゃい」と言っていただくことで、どれだけ気持ちが救われたでしょうか。

 

娘が先生にとてもなついてくれていたことも、安心感につながりました。迎えにいくと、必ず先生のお膝のうえをキープしており、ご満悦のようでした。私のいない間も、楽しく過ごしていてくれたんだな、と仕事にも気兼ねなく行けるようにだんだんなりました。

 

娘のクラスは先生が四人おり、交替でお休みの日があるようですが、ああ、今日はあの先生はお休みなんだな、といつも目で追っていました。お休みの日は少しだけ、娘もさびしそうでした。

 

年度も後半になったころ、保育参観があり、午前中から給食まで子どもと一緒に保育園にいました。とにかくみんな楽しそうで元気いっぱいに歌を歌ったり、外に出て遊んだりしていました。

 

外遊びの間、先生は娘の普段の様子をいろいろお話ししてくださいました。ワガママしてないか、ごはんはちゃんと食べているか。本当にいろいろ気になってしまっていることに、きちんと答えてくださいました。

 

参観も終わりのころ、先生がクラスの代表として挨拶をされました。この保育園も昨年の4月から始まったので、職員もあわただしく、大変だったそうですが、クラスの子ども達がとても元気に、お利口さんに過ごしてくれたと言ってくれました。そのとき、先生が我が子の成長を喜ぶように言ってくれていたこと、涙ぐみながらお話ししてくれたことがとても印象に残っています。

 

現在、娘は進級したので、上のクラスになり、先生は下のクラスに残っているので、ときどきお会いするくらいになってしまいましたが、娘は先生を見かけるといまでもお膝のうえをキープしようとします。本当に先生にはお世話になりました。私が今も安心して仕事を続けていけるのも先生のおかげだと思っています。